学校長より

校長 山本 周一

 

府中第一中学校HPへようこそ!

「デジタルを活用したこれからの学び」の在り方について研究し、その様子が、東京都教育委員会のデジタルを活用したこれからの学び|情報教育ポータルサイトに掲載されています。

タブレットが生徒一人に一台貸与されて授業中に使うことが日常的になってきています。それに伴って、授業の在り方についても保護者の皆様が学んでいた中学校時代とは随分変わっているのではないでしょうか。昨年度授業改善を進めていく中でよく聞かれるようになった表現に「他者参照」という言葉があります。他の人の考えを参照して自分の考えにいかすというものです。これまでは、発表やグループでの意見交換などを通じて、他の人の意見を聞きながら自分の考えに反映させるということを行っていました。昨年度よく行われていたのは、スプレッドシートやスライドなどに自分の考え等をまとめてタブレットで共有するということです。スライド等に書き込まれた友達の考えを自分なりに解釈して参考としたり、分からない場合などは直接質問したりしながら、自分の学びを調整し考えをまとめるということです。生徒自身が課題を設定したり解決の計画を立てたり、情報を共有しながらより高次な答えを探究したりする姿勢こそが生徒が主体的に学び取ることにつながります。それを支える教員集団として皆様から信頼を得て教育活動を展開してまいりたいと思います。