評価・評定
評価について
中学校の学習はそれぞれの教科、単元ごとに学習内容が定められており、何を学ぶかが示されています。一人一人の子どもたちが学習を通し、単元ごとに学ぶべきものをどれだけ身につけ、目標を達成できたのか、ということを観点ごとに3段階(A~C)で評価します。(資料1 各教科の観点)
したがって、他人との比較ではなく、一人一人がどれだけ目標達成できたのかを現す評価であるため、目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)と言われています。
一中では、各観点ごとの目標に対し、次の目標達成度を標準とし、各教科で評価を付けることと決めています。
A…80%以上理解されていると判断できる場合
B…50%以上理解されていると判断できる場合
C…Bに達しなかったと判断される場合
評定について
各観点の目標達成度を基にして、それぞれの教科での総合的な達成度を5段階の数値で表したものが評定です。
評価と評定の関係は次にあげますが、それ以外に教科による特性や範囲による特性により、観点の比重が異なるため、評価が同じだからといって評定も同じになるとは限りません。一見すると評価と評定の関連が薄いように感じられる事もあるかもしれませんが、しっかりと計算された中で付けていますので、不明な時は遠慮されずに連絡をいただきたいと思います。
5…90%以上理解されていると判断できる場合
4…80%以上理解されていると判断できる場合
3…50%以上理解されていると判断できる場合
2…20%以上理解されていると判断できる場合
1…2に達しないと判断される場合
評価と評定の関係
それぞれの教科には3つの観点があります。その観点ごとの達成度と評価、評定との関係は下の図のようになります。
それぞれの評価と評定には幅がありますので、評価が同じでも評定が同じになるとは限りません。
ただし、この評価と評定の関係から、次のことは言えます。
1.すべての観点がAならば、評定は4か5である。
2.すべての観点がBならば、評定は3である。
3.すべての観点がCならば、評定は2か1である。
観 点 | 達成度 | 評 定 | ||
---|---|---|---|---|
観点1 | 観点2 | 観点3 | ||
A | A | A | 90%以上 | 5 |
80%以上 | 4 | |||
B | B | B | 70%以上 | 3 |
60%以上 | ||||
50%以上 | ||||
C | C | C | 40%以上 | 2 |
30%以上 | ||||
20%以上 | ||||
10%以上 | 1 | |||
10%以下 |
渡された評価・評定に関して不明な点は、遠慮されずに各教科までお問い合わせ下さい。