校長ブログ11
校長ブログ「仲よくするってどういうこと」060226
いよいよ2月もあと少しになりました。先日は、ダンスクラブの発表で、アリーナに集まったたくさんの子供たちの前で、子供たちは、全身を使って堂々と踊りました。会場のみんなも拍手で、大いに盛り上がりました。さて、2月最後の全校朝会は、今月の目標を振り返る話をしました。今日からスタートした5年生による鼓笛演奏で全校児童が、元気よく行進しました。
「2月もあと少しになりました。今月は、校長先生の大好きな目標『友達と仲よくしよう』でした。大なわとびをいっぱいしましたね。仲よくできましたか。でも、大なわとびをするとどうして仲よくできるのかな。先生はみんなと考えてみたいのです。仲よくするというのはどういうことでしょうか。
先生の小学校の時の話です。一番背が高かったので、前から2人組をつくるといつもあまりでした。よくグループをつくるとき、仲の良い人同士は、すぐに一緒になって笑っているのに、余った人は、寂しそうにしていました。みなさんは、そんな経験はありませんか。
先生はこう思います。仲よくするとは、困っている人を一人にしないことだと。自分はよくても、周りを見て、困っている人がいたら助けるクラスになってほしいのです。そうなれば、仲良く一緒に遊ぶことができて、楽しい行事を協力して成功させることができるのです。
大なわとびで、なわに入るとき、タイミングを教えている人がいました。ドンマイと声をかけている人がいました。とてもすてきなことですね。これまで、みなさんに伝えてきた『人に優しく』の言葉を思い出してください。人に優しくの人とは、全ての人のことで、周りに困っている人がいたら、優しくすることです。これを、思いやりといいます。今日から5年生が、本格的に鼓笛の演奏をはじめます。思いやりの気持ちで、協力して成功させてください。
思いやりは目に見えませんが、行動にするとはっきりわかります。ふだんから意識して、あいさつをすることも、相手を大切にしているしるしです。だからあいさつ運動は、大事なのです。みなさん、思いやりの心を大切にして、みんなで仲よく生活していきましょう。」