校長ブログ8
3学期のスタート「安心安全」060111
本年もどうぞよろしくお願いいたします。3学期がスタートして、子供たちの元気な声と明るい笑顔が戻ってきました。学校も活気づいて、新年のやる気に満ち溢れています。私は、このお正月の震災から、学校は、学力向上も楽しい思い出も重要ですが、それはすべて安心安全の上に成り立つものという思いを一層強くもちました。
一昨日の始業式では、元旦に起きた能登半島地震で亡くなった方々に、黙とうを捧げました。ご冥福を祈るとともに、安心安全に気を付けて、毎日を過ごしていくことを心の中で誓いました。当たり前の毎日が、いかに大切でかけがえのないものかを考えて、みんなが幸せになる八小にしてきたいと伝えました。
その後で、安心安全について話しました。交通事故も怖いので、飛び出しは絶対にしないこと、信号が点滅したら渡らないことを約束しました。また、日常生活で、ちょっとふざけたことで、けがや事故になる場合について話しました。例えば、歩いているときに足を引っかけることや、座ろうとしているときに椅子をいきなり引くこと、突然後ろから背中を押すことなどは、大きなけがになります。他にも、固い物を投げたり、石を蹴ったりすれば、何かにあたったら、事故になります。紙飛行機も、目に入ることがあります。ランドセルを後ろからつかまれ振り回されたら大けがです。落ち着いて、よく考えて行動しましょう。
最後に、心の安心安全の話をしました。協力するから成功することを学んできました。いじめや暴力は絶対にしないという強い気持ちをもっています。困っている人がいたら、みんなで助けるクラスだと、安心できて、笑顔で楽しく暮らせますね。「思いやり」と「勇気」をもって、声をかけながら、みんなで仲よく過ごしましょう。それが「人に優しく」です。
新年の講話が安心安全の話になりましたが、この1年、けがや事故のないことを心から願っています。そこで、安心安全な学校であるために、登校から下校まで大人の見守りのあるように、3学期から取り組みます。基本的には昇降口を8時15分に開けます。学校の門は7時半に開いていますが、昇降口前で待つことになりますので、登校をできるだけそのくらいの時間に合わせていただければと考えています。なお、悪天候の場合などは、校舎内1階で待つようにします。開始日は、スマート連絡帳でお知らせします。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。