校長ブログ12

校長ブログ「ことだま」060304

 

3月に入りました。まだ、寒い日が続いていますが、校門ではたてわり班による『あいさつ運動』を行っています。当番の子供たちが、「おはようございます」と元気よくみんなにあいさつをしています。朝の気持ちよいあいさつで、今日も元気にスタートしました。

 

全校朝会では、「ことだま」について話をしました。「日本には、昔から、よい言葉には、よい出来事が招かれ、悪い言葉には、いやなことが宿ると言われています。この言葉の不思議な力が、『ことだま』です。この間、教室でこんな言葉が聞こえてきました。「教えてあげるよ。」「一緒にやろう。」「こっちへおいでよ。」などです。そのすぐ後に必ず「ありがとう。」の言葉が聞こえてきました。あたたかいな、すてきだなあと思いました。周りの友達も、みんなにこにこしていて、明るい感じなのです。

でもときどき、その反対に、はっとする言葉を聞くこともあります。人を傷つける言葉です。そういう言葉を、平気で使っていると、周りの人は、怖かったり、嫌な気持になったりして、離れていってしまうかもしれません。いつかいやなことがおこるでしょう。これが言葉の力、『ことだま』なのです。

 

 仲よく楽しく遊んでいたり、全員で手をつないで輪になっていたりするクラスがありました。みんなにこにこしています。あたたかいですね。先生も、仲間に入りたいなあと思いました。一人の人をつくらないで、優しい言葉やあたたかい行動をいっぱいにして、太陽のような学校にしていきましょう。

 

そのための大切な言葉は、『ありがとう』です。お世話になったり、嬉しいことがあったりしたら、必ず言いましょう。『ありがとう』は、幸せにつながっています。『ありがとう』と自然に言える人は、どんどん幸せになっていくと思います。これで校長先生の話をおわります。」

 

今週も、みんなが仲良く幸せに学校生活を送れるように見守っていきます。そして今日の給食は「ビーフシチュー」でした!とてもおいしかったです。みんな笑顔で食べていました。おいしいものを食べると、幸せな気持ちになりますね。