校長ブログ①

「はじめの全校朝会」050410

今年度はじめての全校朝会は、校庭に集まって行いました。6年生は2階のバルコニーから校庭に向けて、鼓笛演奏を行いました。1年生は、教室で話を聞きました。

「新しい校舎での学校生活が始まりました。どんな気持ちですか。チャイムの音が小さかったり、水道の蛇口をひねると水が飛び出してしまったりと慣れないこともありますが、広くてきれいで、木の感じも温かくてうれしいですね。

この校舎を使う前に、みなさんが楽しく勉強しやすいように、仲良く生活できるように、知恵を絞って設計してくれた人がいて、みなさんが気持ちよく安全に過ごせるように、暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、一生懸命作ってくれた人がいることを忘れてはいけませんね。感謝の気持ちで使いましょう。

そして、府中市立学校ですから、府中市の人たちの大切なお金で完成しています。だからこそ、「建てたときより、美しく」の気持ちで使いましょう。初めて使う私たちがきれいに使うと、次の人もきれいに使ってくれます。

サッカーや野球の世界大会ワールドカップやWBCで、みんなが憧れる日本代表の選手たちが使ったロッカーやベンチは、彼らが帰った後とてもきれいだったそうです。また日本の観客の人たちが、会場のゴミを拾って帰ったことは、世界中を驚かしました。だから、私たちも、落ちているものを拾うクラス、遠足に行って周りのゴミを拾って帰る学校にしましょう。そうじや整理整頓がしっかりできる学校にしましょう。

始業式に6年生の代表が、「当たり前のことを、当たり前にできることが大切です」と話してくれましたね。先生もその通りだと思います。このエコバックの中に、みなさんの生活に欠かせない大切なものが入っています。(なんだろう…お金かな…)トイレットペーパーです。(ああ、確かに!…)この学校をつくったのと同じ大切なお金で買っています。(なるほど…)みんなで、当たり前に、大切に使いましょう。(うなずく人がたくさん)今日の全校朝会は、新しい校舎をはじめて使うときに大切な、感謝の気持ち、きれいに大切に使う気持ちの話をしました。お話を終わります。」

マイクの調子がよくなく、マイクを使わずに語り掛けました。バルコニーの6年生も含めて、みんなよく聞いてくれました。その後、6年生の息の合った力強い演奏が、バルコニーから流れました。みんなは行進して、新しい校舎に入っていきました。聞く姿勢や気持ちを合わせて行進する姿勢がすばらしく、よいスタートになりました。