校長ブログ7

「季節は流れて~立冬~」全校朝会051113

 あれだけ暑かった夏が過ぎ、この秋も最近までは、夏日になるほど、気温が高かったのですが、先週末から、急に寒くなりました。特に朝晩は冷えますので、体調管理にお気を付けください。今朝も、肌寒くなりましたので、全校朝会では、季節の話をしました。

 

「おはようございます。今日は寒いですね。今は、立冬と言って、冬の始まりです。もうすぐ、冷たい北風が強く吹く日がきます。冬を示す西高東低の気圧配置が、強くなった時に吹く北風です。この名前を何ていうのか分かりますか。『木枯らし』です。最初の木枯らしを、『木枯らし1号』と呼びますので、天気予報を注意して見ていてくださいね。

 

子供の健康を願う『七五三』もこの時期ですね。その時に食べる飴は、何というか知っていますか。(『千歳飴!』というたくさんの声)そうです。千歳飴と言って、千歳は千年という意味で、子供が長く健康でいてほしいという願いが込められています。

 

また、冬を代表する果物と言えば何でしょうか。(『みかん!』『リンゴ!』とたくさんの声)そうですね。みかんは、ビタミンが豊富で風邪の予防になります。またリンゴは、『朝のリンゴは金メダル』と言われるほど、栄養があって一日を元気に過ごせますよと言う意味です。寒い季節だからこそ、健康に気を付けましょう。

 

この紅葉の写真を見てください。赤や黄色、橙色に色づいてきれいですね。このあと、この葉っぱはどうなりますか。そうです。落ちますね。落ち葉掃きのお手伝い、みなさんの出番ですよ。でも、なぜ紅葉するのでしょうか。それは、葉に蓄えられていた、栄養を幹や根っこに移動させるためなのです。太陽から栄養が十分にもらえないので、来年に向けてじっと栄養を蓄えるのです。稲もそうです。葉に合った栄養を、種に残そうとして、黄金色の稲穂になりました。今年もたくさんお米が取れました。

 

わたしたちは、この自然から学ぶことができます。これまで勉強して成長したことを、しっかり頭の中に入れる時期なのです。落ち着いて学習に取り組んでください。一生懸命、学習と生活を、がんばりましょう。それは、将来のみなさんの力になっていきますよ。

 

最後に、11月は、『ふれあい月間』と言って、みなさんがもっと仲良くなるために、温かい言葉遣いで生活するように取り組みます。先生方が、みなさんの様子を聞いてくれて、困っていることがあったら、温かく助けてくれます。ですから、安心して何でも相談してくださいね。それでは、今週も仲よく元気に過ごしましょう。」

この週末は、『展覧会』です。個性あふれる作品の数々がアリーナに並んでいます。みなさまのお越しをお待ち申し上げます。温かい励ましのお言葉は、子供たちの心の栄養になります。どうぞよろしくお願いいたします。