校長ブログ10
「新緑の高尾山遠足(4年生)」060514
前日の雨があがって曇り空の下、7時半に集合した子供たちはやる気満々でした。東府中駅から京王線に乗り、車内が空いてきたころ、車窓からは緑の風景が広がり始めました。友達同士で、自然に席を譲り合っていて、仲の良い優しい姿が嬉しかったです。高尾山口駅について、準備をし、集合写真を撮り終えてから、稲荷山コースに入りました。
急坂を5分登って、稲荷神社がグループハイクのスタート地点です。この日は、稲荷山コースを歩く学校がひとつもなく、空はみるみる晴れて、八小の子供たちの元気な声が遠くまで聞こえていました。急坂を登りきり、Aポイントの広場で休憩すると、「よし、みんな行こう!」と元気よく出発しました。何度も坂道が現れましたが、よく声をかけ合って登っていました。私はBポイントで子供たちにクイズを出しましたが、全グループが見事に正解し、次に進んでいきました。やがて、細い木道になりましたが、ペースを守って登っていきました。最後の急な階段の手前がCポイントです。先生とのジャンケンに勝ち、いよいよ通称「地獄の階段」と言われる長い階段を上ります。驚いたことに、すでにゴールした子供たちがいて、再び駆け上がっていきました。
長い階段を登りきると、ぽっかりと青空が広がる山頂の一角にでました。目の前にドーンと富士山の絶景が迎えてくれて感動しました。残雪が、八小の「八」の字に、神々しく光り輝いていました。新緑の緑と青空が広がる山頂で、みんなで食べるお弁当はおいしかったです。みんな笑顔がいっぱいでした。帰り道、子供たちに、心に残った思い出を聞きました。断然多かったのが、お弁当(納得!)とリフト(グループハイク&富士山ではないのね)でした。励まし合い、助け合って元気に歩き通したチームワークの4年生の姿がすばらしい遠足でした。