校長室より

 本校の歴史は、昭和33年(1958)4月、府中第一小学校の2年生から6年生までの523名に、新1年生84名を加え、計607名の児童、13学級で始まりました。

 今年度は、新1年生63名が入学し、児童数454名、特別支援学級(ふたば学級)4学級を含み全18学級でスタートしました。

 本校は、長くPTA・地域の方々から愛される学校として、その歩みを続けてきました。皆様のご尽力で、校庭の「おとぎ山」をはじめとする子供たちが楽しめたり、学べたりする施設・設備が充実し、また、創立20周年の頃から開催されている「九小まつり」は、学校・PTA・地域の方々が一体となる伝統的な行事として受け継がれています。

 また、学校では、東京都教育委員会の令和4・5年度人権尊重教育推進校として研究・発表に取り組み、自分を大切に、他者も大切にする心の育成に努めてまいりました。

 こうした背景や取組は、本校児童の明るく、元気な姿の源となっていることを強く感じます。

 今年度の教育活動においても、これまでの伝統や素晴らしい取組の成果をしっかりと受け継ぎ、その成果を発展させていきたいと考えております。

 児童、そして私たち大人も、行っていることに楽しさを感じられているとき、自己の目標が達成できたり、他者との関わりに気持ちよさを感じたりしたときに、自然に笑顔になります。「一人一人の児童を笑顔に・学校に集う全員を笑顔に」することをスローガンとして、教育活動の充実を図り、本校の教育目標「思いやりのある子」「よく考える子」「やりぬく子」の達成を目指してまいります。

 

〇学校経営の基本的な考え方として重視すること

・「子供」を中心とする教育活動を、考え実行する。

・学校が「組織」として、様々な教育課題の対応・解決に当たる。

・学び続ける教員によって、継続的に授業改善・指導力向上を追求する。

・学校の教育活動の意義や成果を家庭・地域と共有する。

これらのことを基盤としながら教育活動を実施してまいります。

 

 今後ともご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

府中第九小学校      

  校長 日野 正宏