校長ブログ11
校長ブログ080427 誰かのために頑張ること
今朝は、まとまった雨が降りました。春の最後の二十四節気、「穀雨」とは穀物を潤す春の雨のことです。また、「雨は花の父母」ともいわれ、穀物だけでなく草花を潤し育てるものでもあります。雨も私たちの生活に必要なのですね。ひと雨ごとに緑は濃さを増し、新緑の美しい季節へと移り変わります。
子供たちは「雨ニモマケズ」元気に登校してきました。登校した教室で、片付けや学習の準備をしてから、テレビ放送で全校朝会を行いました。
「おはようございます。『明るいあいさつ』、『いのちがいちばん大切だ』に続いて、今日は『美しいこころ』のお話をします。今日はテレビでお話ししますよ。
校長先生が、小学校3年生のとき、漢字の学習で「父母」の読み方を問われました。元気よく手を挙げて、「ちちぼ」と真剣に答えました。見事に間違いましたが、その時となりの子が、私にだけ聞こえるように、口に手を当てて小さな声で、「ふだよ、ふ」と言いました。よく聞き取れなくて、「うぼ?」と言うと、その子は、顔を真っ赤にして、「う、じゃなくて、ふ、ふ」と一生懸命に教えてくれました。結局、先生が正解を言って一件落着しましたが、「父」を「ふ」と読むことよりも、何とかして自分を助けようとしてくれた、となりの子のことが気になって、とてもまぶしく思えたことを覚えています。自分のためにこんなに、一生懸命になってくれた友達は初めてだったからです。
この「誰かのために頑張ること」こそ「美しいこころ」だと思います。そこで、これからみなさんと、一日の生活を振り返ってみましょう。「朝起きて、ご飯を食べて、学校に行き、学習したり、遊んだり、給食を食べたりする。家に帰って、宿題をしたり、ゲームをしたりして、夕食後、テレビを見て、自由に過ごしてから眠る。」ここから気付いたことは、ほとんどの時間を、私たちは、自分のために使っていました。では、おうちの人はどうでしょうか。「ほとんど私たち家族のためだ」と気付きました。
そこで、これからは、すてきな大人になるために、誰かのためになることをがんばってみましょう。学校では、給食当番や掃除当番、委員会活動など、おうちでは、お手伝いができますね。そして、毎日明るいあいさつをすることも、周りの人を明るくすることにつながっていますから、誰かのためなのですね。みんなで広げていけば、すばらしい学校になりますよ。」
3、4時間目に、学校探検があり、2年生が1年生とペアになって、1年生のために、一生懸命学校を紹介してくれました。教室に行くと、すごくがんばったのでしょう、ほっとして給食をもりもり食べている姿がありました。みんな美しいこころをもって、がんばっています!




