校長ブログ27
校長ブログ070710 国会議事堂で学びを深めました!
今日は6年生の社会科見学でした。国会議事堂と最高裁判所の見学です。朝早い集合時刻でしたが、みんなそろって元気に出発しました。6年生は4クラスで、仲よし6組の子供たちも一緒に、バス4台で仲良く出発しました。渋滞もありましたが、9時半に予定通り、目的地の国会議事堂に着きました。これから衆議院を見学します。階段で上まで上がり、最初は、「御休所」です。総ヒノキ造り、本うるし塗りの建築を見ました。その後は、「五小よりも長い廊下だ」と言いながら、赤いじゅうたんの上を歩き、中央広間では、上から伊藤博文、大隈重信、板垣退助の銅像を見ようと背を伸ばしました。子供たちは列になって歩いて、最後に広い衆議院の議場を見ました。「テレビで見るやつだ」と声が上がりました。
その後、階段を下りて、衆議院を出ると、外はすごい暑さでした。青空に輝く国会議事堂の前でクラス写真を撮り、衆議院第一議員会館へ行きました。広い会議室に通され、国会議員の方から、衆議院について説明を受けました。質問を受け付けるとき、子供たちからたくさんの手が上がりました。主体的な姿勢がさすがだと思いました。「意見をまとめることは大変ではないですか。」「多数決で決めたとき、採用にならなかった意見も生かしていくということはありますか。」という深い内容の質問に感心しました。
昼の時間になり、そのまま涼しい会議室で、昼食になりました。お弁当を食べる子供たちは、みんなとても嬉しそうな表情でした。会議室を出るときも、机や椅子を丁寧に片づけていて、場に応じた態度と行動に、意識の高さを感じました。五小の代表としての行動ができるさすがの6年生です。
午後は、最高裁判所です。1974年に建築された特徴ある建築物で、その大法廷に入り説明を受けました。そこは日本一広い法廷で、天井の中心にある直径14mの円筒形の高い吹き抜けが、印象的でした。そこでも、説明の後、たくさんの質問ができました。このような体験活動を通して、国会や裁判所に関心をもち、自分から積極的に調べてみることは、中学校に向けて大切な、主体的に学びに向かう姿勢です。とても伸びてきている6年生でした。行き帰りのバスの中では、みんなで仲よく歌を歌う姿が、とてもほほえましかったです。