校長ブログ5

校長ブログ「開校記念日!」070415

 

 本日4月15日は、府中第五小学校の開校記念日です。本校は、明治6年(1873年)に屋敷分、本宿、中河原、四ツ谷の四か村連合による育幼学舎が始まりです。明治政府が学制を公布したのが明治5年ですから、わが国でも最も歴史のある小学校の一つと言えるでしょう。屋敷分村にあった学舎には、当時で144名もの生徒がいたことからも、教育に対して熱心な地域であったことがわかります。記録には、その後、明治7年4月15日に小野学校として開校したとあり、それが開校記念日になりました。さらに近隣に本宿学校ができ、2校が統合して、明治45年、西府村立奇秀尋常小学校となり、現在地に校舎ができました。その時に、くすのきを記念樹として植樹したのですから、くすのきは現在113歳になります。そんなに長い間、本校の子供たちを見守ってくれたのですから、本当に五小の宝物ですね。

 昭和29年、府中町、多磨村、西府村の1町2村が合併し、府中市が誕生し、府中市立府中第五小学校となりました。昨年が市制70周年でしたから、府中第五小学校という名称としては、府中市と同い年ですが、それまでの長い歴史は、くすのきが物語っているのです。

 

 今日、私達の府中第五小学校は、152周年になりました。これからも、地域や保護者の皆様とともに、力を合わせて、ますます発展していきたいと願っています。子供たちが、学校を誇りに思い、大きくそびえるくすのきのように、元気でたくましく成長していきますように、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。