校長ブログ25

校長ブログ070623 みんなできれいに(全校朝会)

  今朝は曇っていましたが、湿度がとても高いため、全校朝会は、校庭ではなく涼しい教室で行いました。

  「1学期もあとひと月ほどです。ここまで、みんなよくがんばっていますから、最後までやりきりましょう。今朝は、おかたづけについて振り返ってみましょう。

  先日の早朝、地域のみなさんとごみを拾いながら、片町文化センターから、すずかけ公園まで歩きました。参加したお友達はいますか。町の中では、植え込みに隠されて、結構ごみが捨てられていたのです。お菓子の袋とかです。これは残念、がっかりですね。

 ところで、みなさん、おうちの部屋はきれいに片付いていますか。こんな言葉があります。『見ているものに、心は似てくる』。きれいに片付いていると、心も落ち着いてくるけれど、その反対に、散らかっていると、心は乱れてくる、いい加減になったり、イライラしたりしてくるというのです。

 その言葉と似ている言葉があります。『机の乱れは、心の乱れ』です。散らかった机では、良い仕事はできません。みなさんの机や引き出し、道具箱の中は、どうでしょうか。もし、もう少しかなと思ったら、きれいに片づけてみましょう。気持ちよくなるはずです。

 おうちの机が散らかっていても、先生たちは何も言いませんが、教室の机の周りが散らかっていたら違いますね、どうしてだと思いますか。学校は、町の中と同じで、みんなで使うところです。だから、学校や町の中という、みんなで使うところは、みんなできれいにする、これが、マナーなのです。

 みんなで使うところは、みんなできれいにする。最後にこの話をします。世界中が熱狂するサッカーのワールドカップでのことです。大きなスタジアムで、試合があったとき、勝ち負けよりも、大きなニュースになったのは、試合後に日本の応援団が、みんなでゴミを拾って、きれいにしてから会場を去ったことです。これには世界中の人が驚き、称賛しました。みんなで使うところは、みんなできれいにする。これは、昔からの日本の心なのですね。

 私たちも、力を合わせて、掃除や片付けをがんばり、私たちの五小をきれいにしましょう。」