校長ブログ4
校長ブログ070414 言葉の力『言霊(ことだま)』
日曜日の雨で、校庭に水たまりができたため、放送で全校朝会を行いました。子供たちは教室で、話を聞いてくれました。
「校長先生は、五小にきてからうれしいことがたくさんできました。なんといっても、みんなが、よいあいさつをしてくれること、初めて会う人ばかりですから、最初の一言は、とても大事です。そこで、皆さんは、「言霊(ことだま)」という言葉を聞いたことがありますか。言葉の霊、たましいです。日本には、昔から、よい言葉には、よい行いやよい出来事が招かれ、悪い言葉やとげとげしい言葉、乱暴な言葉には、いやなことが宿ると言われています。この言葉の不思議な力が、「言霊(ことだま)」です。
気持ちのよい挨拶は、もちろんですが、優しい言葉も大切です。この間、校長室で仕事をしていると、のぞいていた1年生が手を振って、「お仕事頑張ってね。」と励ましてくれました。とても嬉しかったです。また、通学路調べで歩いていると、道を教えてくれた人もいました。ありがとう。出会いの言葉がいいと、うれしくなりますし、これからも一緒にいたいと思います。だから五小がとっても好きになりました。教育目標が『だれとも仲よく』の学校ですから、友達が失敗しても、笑わない優しいクラスになってください。
ただし反対に、悪い言葉、人を傷つける言葉に出会うと、その言葉を使う人とは会いたくなくなります。人の心は、ガラス玉ですから、一度傷がつくと、一生消えないのです。これが昔から伝わる、言葉には不思議な力があるという「言霊」のお話です。「ありがとう」や「大丈夫?」、「がんばろう」や「どんまい」、そして「ごめんね」は、よい言葉ですから、いっぱい使って、幸せをよびこんで、楽しい五小にしていきましょう。」
素直な子供たちがたくさんの五小です。きっとよい言葉の力に気づいてくれると思います。おうちでも、よい言葉が聞かれたら、たくさんほめてあげてください。どうぞよろしくお願いいたします。