校長ブログ10

校長ブログ070512 「優しい言葉と明るいあいさつ」

 今朝は、雨上がりで曇り空でしたが、元気に校庭に整列した子供たちに、全校朝会で話をしました。五小のみなさんは、優しい言葉をたくさん使っています。明るいあいさつも、先にできる人が多いです。これはとても大切なことです。

 この間、床屋さんで、隣のお客さんが、ご主人と話をしていました。お客さんは、横断歩道で信号待ちをしていたときに、後ろから小学生が走ってきて、突然腰のところにぶつかってきたそうです。「あっ。」といって振り向いたのですが、その子も驚いて、そのまま走って行ってしまったそうです。あのとき、ひとことがあったら、こんなに痛くならないのになあ、と言っていました。お客さんは、そのとき小学生に何と言ってほしかったのでしょうか。(「ごめんなさい。」「すみません。」という声が聞こえました。)その時に、すぐにひとことが言えるといいですね。五小の私たちは、あいさつを先に言うことや、優しい言葉づかいを、これからも大切にしていきましょう。そして、自分がいけなかったら、すぐにあやまったり、人に何かしてもらったら、ありがとうという言葉を必ず言えるようにしましょう。

 明るいあいさつなどの毎日の習慣は、自分だけでなく周りの人も、明るく前向きな気持ちにしてくれます。優しい言葉は、言霊としてよりよい友達関係をつくっていきます。先週は、2年生の子供たちが、不審者対応の下校中に、「みんな、1年生と手をつないで歩こう。」と声を掛け合っていたり、休み時間に、高学年の友達が、転んだ1年生の膝についた砂を払って、「大丈夫?」と聞いてくれていたり、夕方、遊びから帰る子供たちと、道ですれ違うとき、「校長先生また、明日!」と笑顔で話してくれたりして、優しい言葉がたくさん聞かれました。いつも嬉しく思っています。ありがとう!