校長ブログ31
校長ブログ070901 自分との約束(2学期始業式)
2学期が始まりました。子供たちは、夏休みを終えて、みんなたくましくなって学校に戻ってきました。2学期もみんなで、心を合わせて仲よく学習し、協力して行事を成功させて、大きく成長していきたいと思います。保護者と地域の皆さま、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。
本日の始業式では、目標をもって頑張ることの大切さについて話しました。「夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。校長先生は皆さんに会えて嬉しいです。久しぶりに先生やクラスの友達にも会えましたね。また、みんなで仲よく過ごしていきましょう。
そして、今日は5名のお友達が五小に来てくれました。ようこそ府中第五小学校へ、みんな仲よくしてくださいね。
さて、みなさんは、2学期を始めるにあたっては、まず、夏休みの生活から、学校の生活に体を戻しましょう。基本は「早寝、早起き、朝ごはん」です。
次に、2学期に成長するための大切な話をします。それは、自分が伸びるための、目標をもつことです。そこで、今日は、バスケットの河村選手のお話をします。
河村優輝選手は、今、アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAで活躍しています。平均身長199.4cmという背の高い選手が多い中、172cmの河村選手は、この世界で生き残るためには、とにかく体を鍛えて練習するしかないと考え、特に日本よりも、より高い山なりのシュートを打つ練習をずっとしたそうです。
河村選手は、あるインタビューでこう言いました。「自分との約束は守る。自分がやると決めたことは必ずやる。」です。周りの選手も、河村選手の練習量はすごいと話していました。河村選手は、子供のころも毎日の練習で、600本シュートを決めるという自分との約束をしていたそうです。
そこで考えてみましょう。自分との約束です。やぶっても誰からも怒られないし、途中であきらめることも簡単です。そして、守れたかどうかは、自分にしか分かりません。だからこそ守るのが難しいのが、自分との約束なのです。
自分との約束を守れる人は、成長できます。今日これから、教室で、目標を決めるときは、自分との約束を意識しましょう。みなさんは、もう1学期のみなさんではありません。高い目標があれば、自然に行動が変わるはずです。河村選手は、そうやってきて、今があるのですね。わたしたちも、そうなれるはずです。頑張りましょう。」
その後の、5年生の児童代表の言葉では、2学期の目標として、高学年としての意識をもって、積極的にチャレンジし、思いやりの心を大切にすることを堂々と発表してくれました。2学期のスタートにふさわしい素晴らしい発表でした。
子供たちが、将来の夢やこういう自分になりたいという目標をもって、自分に強く、人に優しく成長していきますように、教職員一同全力で励ましてまいります。2学期も、本校の教育活動に、ご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。